オルガンホールを夢見て

栃木市地域子育て支援センターにて「わらべうた」


2009年2月9日
 
栃木市地域子育て支援センターにて「わらべうた」
 
 子どもが生まれて初めて耳にする音楽は、お母さんがやさしくおしりをとんとんしながら静かに歌う子守歌であってほしい。赤ちゃんの時は、体にたくさん触れて遊ぶわらべうた、歩けるようになったら、ダイナミックな、スリル満点のわらべうた、幼稚園児、小学生になったら、お友達と思い切り遊べるわらべうたで遊んでほしい。
 こんな願いをこめて、わらべうたを伝えています。
 一昨年、子育てサークル活動者研修会「ママと子のわくわくサークル応援講座」(主催:厚生労働省・財団法人こども未来財団。こどもの城が企画し、宇都宮子ども劇場が受け皿となったもの。)で、「歌いたい!伝えたい!わらべうた」と題してわらべうたの指導をおこないましたら(西方音楽館以外でわらべうたをやるのは、これが初めてでした)、思いの外好評だったのか、その後以来が2件きました。そのうちの1件、とちぎコミュニテイプラザ内、栃木市子育て支援センターの依頼で行なったのが、今回のわらべうたです。
 前回は大人中心でしたが、わらべうたは子どものものです。子ども抜きでは話になりません。今回は1歳3カ月から4歳までの子どもと母親、総勢約80人です。こんな大人数を相手にしたのは初めてで、しかも子どもの年齢差も大きく、選曲と遊び方には工夫が必要でした。
 休憩を挟んで約1時間、顔や体に触れる遊び、お母さんに抱っこやおんぶで揺れたり、走ったり、跳んだりする遊び、バスタオルに子どもを寝かせて4隅を大人が持って揺らしてやる遊び、子どもにまねをしてもらう手遊び等々色々な形態の遊びを取り入れました。
集団で遊ぶものは3グループに分け、マイク片手に音頭を取りました。前半緊張気味だった子どもたちも、後半は慣れてきて、母子で楽しく遊んでくれました。
前半と後半で1曲ずつ「こもりうた」も歌って聴かせました。とても有名な関東の子守歌「ねーんねーんー、ころーりーよー」とつくば市の「とんとんやかた」で歌われる「ねんねんねやまのこめやまちー」です。
「こもりうた」1曲あるいは2曲、「わらべうた」1曲あるいは2曲、子育てをする方には覚えて頂きたい、と思っています。「こもりうた」はお母さんと子どもの絆を深めます。
「わらべうた」はおもちゃがなくても、どんなところでも子どもと一緒に遊べます。また「わらべうた」は遊びの宝庫です。そんな単調なリズム、単純なメロデイで遊んで何が面白いのか!と思う方がほとんどだと思いますが、体験すると、わかります!
 最後に、小さい子に一番人気のわらべうたを伝授します。「うまーはとーしとーしなーいてーもつーよーい、うまーがつーよいかーらのーりてさんもつーよーい、パカ!パカ!」という歌です。お母さんが両足をのばして座り、その上に子どもを座らせ、両手を握って膝を上下に揺すり(子どもが馬に乗っているような感じ)、一番最後のパカ!で両足を開いて子どもを床に落とします。子どもがこわがらない程度、痛くない程度に、でもスリル満点に遊んでやると、大抵の子どもは大喜びですよ!
 


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フォルテ・ピアノ
 篤志の方々のご寄付により、フォルテ・ピアノが、西方音楽館 木洩れ陽ホールに設置されました。
 クリストファー・クラーク1994年製
(A.ヴァルター1795年モデル)
 故小島芳子愛用の名器

 

 
 

館長のコーナー
 

まず、西方音楽館 木洩れ陽アップルパイ を販売します。

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「3本足のルー」が完成しました。ルーが教えてくれたことは、「子供が育つ」ということ、さらに「人間が育つ」ということへの、励ましとヒントになりました。

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リンク
日本モーツァルト愛好会 日本モーツァルト愛好会

日本モーツァルト愛好会のホームページ


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*ヒューテックの商品は、西方音楽館でも販売いたします