オルガンホールを夢見て

下野楽遊「交流会」


2011年3月27日 
 
下野楽遊「交流会」
栃木市栃木文化会館リハーサル室にて
 
 人前で、フォルテ・ピアノを弾いてしまいました。連弾ですが・・・・・ 
演奏するまで心臓はドキドキ高鳴り、演奏が終わってからも再びドキドキ高鳴り、演奏前と後のお辞儀の時、顔は硬直し、足は震え・・・・・
でも、演奏中は、音楽だけに思いを集中することは出来ました。ほんの一瞬、心がひるみ、音が小さくなってしまった所がありましたが・・・・・
公けで、演奏することなど、あり得ない!と思って過ごしたこの20数年。ひょんなことから、思いもかけない事態となりましたが、音楽修業には良いチャンス!と考えを新たにし、これからも頑張ってみます。
以下、説明も交えて、ご報告します。
 
 2011年3月27日(日)14:00~15:30 栃木市栃木文化会館リハーサル室にて、下野楽遊の「交流会」が開かれました。
そもそも下野楽遊とは?・・・・・
 聴く人と弾く人からなる、音楽愛好団体です。
交流会とは?・・・・・
 聴く人と弾く人とが、演奏を介して交わる会。つまり、弾く人たち(弾く人の
集まりを「奏楽塾」と呼びます)が演奏して、聴く人たちが、それを愉しむ会
です。
奏楽塾とは?・・・・・
 フォルテ・ピアノと弦楽アンサンブルから成る演奏団体です。どうして「塾」
なのか?というと、フォルテ・ピアノは伊藤深雪先生(この4月からは小倉貴
久子先生)、弦楽アンサンブルは桐山建志先生という、その道の第1人者をお招きし、毎月1回、午前中から夕方まで講習を受け、演奏を学んでいる音楽集団だからです。
交流会とは、本来なれば、下野楽遊に所属する聴く人と弾く人達だけのコンサートを通じての交流会なのですが、今回は初めての試みとして、音響設計の第1人者永田穂さんをお招きし、講演も交え、会員以外の一般の方々にも聴きにいらして頂く会、としました。
説明が無いと、分かりにくい団体、分かりにくい催しです。
 
■当日のプログラム
演奏 下野楽遊「奏楽塾」&桐山建志 14:00~14:30

  • ・フォルテピアノ連弾 モーツアルト(?)作曲KV19dより
  • ・ディヴェルティメント モーツアルト作曲KV137(KV125d)
  • ・主よ、人の望みの、喜びよ J.S.バッハ作曲BWV147より

 
講演 音楽愛好家のための音響学 永田 穂 14:40~15:30
音の物理的な側面、耳の構造と聞こえの仕組みの基本的な事項を、とても分かりやく説明して下さいました。
 
 プロとアマからなる音楽集団ですが、私始め未熟な者も混じっているため、お世辞にも上手とは言い難い面もあります。でも、指導者桐山建志さんが目指す音楽は、のびやかでおおらかで美しく、技術の未熟さを覆って下さいます。
 
折しも、大震災、放射能漏れ、計画停電、電車の間引き運転等々の非常事態。この催しを延期するか、決行するか、運営委員の間で種々意見が飛び交いましたが、このような事態の時こそ、音楽は、人々の心を慰め、元気を与えるもの、との考えに至り、また、亡くなった方々への冥福をお祈りする思いも込めて、決行することとなった次第です。
 
 


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フォルテ・ピアノ
 篤志の方々のご寄付により、フォルテ・ピアノが、西方音楽館 木洩れ陽ホールに設置されました。
 クリストファー・クラーク1994年製
(A.ヴァルター1795年モデル)
 故小島芳子愛用の名器

 

 
 

館長のコーナー
 

まず、西方音楽館 木洩れ陽アップルパイ を販売します。

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「3本足のルー」が完成しました。ルーが教えてくれたことは、「子供が育つ」ということ、さらに「人間が育つ」ということへの、励ましとヒントになりました。

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リンク
日本モーツァルト愛好会 日本モーツァルト愛好会

日本モーツァルト愛好会のホームページ


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